古代エジプト展!神戸(兵庫県立美術館)日本初のミイラの見どころや開催期間などをご紹介

egyptmummy おでかけ

こんにちは、子どもと初めて美術館に行ったRyokoです。

2021年11月から、神戸にある兵庫県立美術館で「古代エジプト展」が開催されています。

古代エジプトコレクションを誇るライデン国立古代博物館の所蔵品から厳選された日本初の「ミイラ」を観る事ができるんです。

今回は兵庫県立美術館で開催されている「古代エジプト展」の

  • 開催期間、場所
  • 古代エジプト展のエリアと見どころ
  • おすすめエリア~ミイラ
  • アクセス方法

などをご紹介しています。

「古代エジプト展」開催期間は?

古代エジプト展の開催期間や場所をお伝えします。

2021年11月20日(土曜)~2022年2月27日(日曜)まで

兵庫県立美術館

  • 住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内)
  • 電話:078-262-1011
  • 時間:午前10時~午後6時(入場は5時半まで)
  • 休館日:月曜日(1月10日は開館し翌11日火曜休館)、12月31日、1月1日

入館料

  • 一般:1,800円(前売1,600円)
  • 大学生:1,400円(前売り1,200円)
  • 高校生以下:無料
  • 障がいのある方(一般):450円
  • 障がいのある方(大学生):350円

「古代エジプト展」の見どころ

「古代エジプト展」の見どころは、なんといっても日本初のミイラ公開です。

オランダのライデン国立古代博物館は、大英博物館やルーヴル美術館と並ぶほど古代エジプトコレクションを誇り、ミイラや副葬品などを多数所有しています。

ライデン国立古代博物館とは

1818年、オランダ王国の初代国王ウィレム1世によって設立されました。

17世紀前半にライデン大学が所蔵していたものを基盤としたエジプトコレクションが有名な博物館です。

ライデン国立古代博物館はヨーロッパの5大コレクションの一つとして知られており、約25,000点の所蔵品があります。

今回の「古代エジプト展」では約250点を鑑賞することができるんです。

古代エジプト展のエリア

エリアは4つに分かれています。

エジプトを

  1. 探検する
  2. 発見する
  3. 解読する
  4. スキャンする

探検する

エジプトを探検するエリアです。

18世紀末にナポレオンが遠征し、ヨーロッパに古代エジプト文明があったことを伝えました。

遠征には学者、アーティスト、様々な専門家を連れていき発掘や研究をしたんです。

新王国時代、大18王朝、前1330年頃の「ツタンカーメン王の倚像」は顔が無いのですが、衣服や飾り等でツタンカーメン王であったとされています。

発見する

古代の遺跡の発掘や象形文字ヒエログリフの解読により古代文明が研究されています。

パディコンスの「死者の書」は第3中間期、第21王朝(全1076年~944年頃)のもので、古代の色鮮やかなイラストと象形文字が描かれています。

解読する

パピルスに描かれた「死者の書」や国内初となる十数点の棺の展示などがあります。

「アメンヘテプの内棺」は第3中間期、第21王朝(全1076年~944年頃)の女性のミイラの棺です。

表面には顔が描かれ、たくさんの絵や文字が刻まれています。

一部の象形文字を日本語で訳している展示がありました。

象形文字のひとつひとつと、日本語と照らし合わせて読んでみましたが、面白かったです。

それぞれ絵のようですが、つながると「文字」になって意味が生まれてきます。

「彼と」と「彼が」の絵が似ているのですが違っていて、見ていて興味深かったです。

スキャンする

なんと、ミイラの原型を保ちながらCTスキャンで中身が確認できるんです。

最新のCTスキャンを使うと、生前の様子や死亡年齢なども解明できます。

ミイラを最新型のCTスキャンにかけた数分間の映像があるのですが、とても面白かったです。

生前の「顔」も見えてびっくり。

CTスキャンは玉ねぎの皮をはがすように、一枚一枚観ていく事ができるんです。

お腹の中に何かがあって、それは解明できていないらしいのですが、いつの日かそれも見えるようになるのでしょうか・・・。

日本初のミイラ展示とは?

ミイラの棺を十数点、一度に立体展示(立てて展示)して鑑賞できる機会は国内では初めてなんです。

ミイラを寝かせた状態でなく、立たせた状態で展示することが珍しく、より中身を観たり見比べたりすることができます。

  • ホルの外棺(後期王朝時代)
  • パネシィの外棺(第3中間期)
  • ハイトエム ハトの棺(後期王朝時代)

これらは代表的なミイラですが、時代によってミイラの棺の絵や文字、模様が変化していきます。

面白かったのは、初期の頃は絵が多くて後期になると文字が多くなっていく様子です。

文明が進化していくにつれて、棺も高度になっていくのですね。

ぜひ、近くで見比べながら見学してみてくださいね!

ミイラの作り方の展示

個人的にRyokoが面白かった展示です。

イラストに沿ってミイラの作り方が描かれています。

死んでから脳を描き出して、内臓を取り出して、保存するまでの工程が結構怖いですが、興味深かったです。

1体のミイラを作るのに、こんなに手間暇かけているのですね、関心しました。

アクセス方法

電車で行く場合は阪神岩屋駅が一番近いです。

阪神岩屋駅(兵庫県立美術館前)から徒歩約8分

歩いていくと、兵庫県立美術館の上にカエルの変わったオブジェが見えますので、すぐわかりますよ。

駐車場情報

兵庫県立美術館地下に駐車場があります。

  • 時間:9時55分~19時(特別展開催中の金・土は21時まで)
  • 台数:80台
  • 料金:2時間まで400円、以降30分毎200円(受付で割引処理あり)

まとめ

今回は、神戸県立美術館で開催されている「古代エジプト展」をご紹介しました。

エジプトの雰囲気満載で、子どもさんも楽しめると思いますよ!

ミイラの見比べもとても面白いので、ぜひ行ってみてくださいね。

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